十三騎兵防衛圏のレビュー

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2019年11月28日にヴァニラウェア(アトラス)からリリースされた、ドラマチックアドベンチャーゲーム。

自分なりの正直な感想や意見を言語化して、考え方を確立・記録するためのものです。
ネタバレ要素は省いています。
感情を正確に表現するために多少言葉遣いが荒くなる場合があります。
ゲーム本編以外は評価に含みません(ゲーム外イベント、売上やメディアミックス等)

前提

発売当時の2019年12月にPS4でプレイ。
シナリオ・バトルは100%攻略、アーカイブは97%収集。難易度はノーマルでやり込み要素の住礼区は未プレイ。
ヴァニラウェアの作品は初、ただしFEZ経由で知ったメインデザイナーの神谷盛治氏のファン。

総評

「傑作」(心に刻まれた名作) 平均評価 ★8.0/10 全ゲームの評価一覧

グラフィック ★★★★★★★★☆☆ 8/10
個性あるアートで描かれるアドベンチャーパート。システムとうまく融合したバトルグラフィック。
最初は簡素なグラフィックに感じるが進行していくと必要な簡略化だと気づかされる。
バトル ★★★★★★★★☆☆ 8/10
マップ上でリアルタイムでバトルの描写が進行するため臨場感がある。
普段遊ばないジャンルでも面白いと感じさせてくれる完成度。
(リアルタイムストラテジーとタワーディフェンス)
シナリオ ★★★★★★★★★★ 10/10
終始怒涛の展開が続く。13人分のキャラシナリオを時間軸別に進行しているのにちゃんとまとまるのはとんでもない労力。
完成度はかなり高いが難解な部分もあるため人によっては理解できないかもしれない。
育成 ★★★★★☆☆☆☆☆ 5/10
成長要素は各キャラクターによってほぼ決まっており最終的にやれることは同じため、優先度を選ぶ程度。
シナリオクリア後に開放される挑戦ステージにならないと触れる機会のない成長要素もあるが、それを踏まえても自由度はない。
UI ★★★★★★★★★☆ 9/10
このゲームのための設計に徹底されていて綺麗に作品と一体化している。
遊びが多いのにストレスを感じない素晴らしい完成度。UIにおける1つの到達点。
★★★★★★★★★☆ 9/10
どんな状況か理解しやすく、かつ曲を聞き返した時にゲームの情景が思い返せる印象的な旋律。
盛り上がりはさらに増幅され、戦闘中のSEはゲームのやりごたえに貢献している。
レベルデザイン ★★★★★★★☆☆☆ 7/10
ステージクリア→キャラ育成の繰り返しのみだがちょうどいいやりごたえ。
ほどよいタイミングで敵のバリエーションが増える。
ノーマルでゲームオーバーになることはなかったが詰まったらキャラ育成して再挑戦するシンプルな構造。

GOOD評価

  • レトロ+SFで描かれるノスタルジーと近代の見事な融合
  • 明治~昭和の時代の雰囲気を体験出来る
  • 世界観とキャラクターの心情がよく理解できる作り込まれたアドベンチャーパート
  • 13人の主人公全員がキャラとして確立されている
  • 辞め時がわからなくなる怒涛の展開のシナリオ
  • テンポが良く集中力を切らさずに楽しめるシナリオとバトルの切り替わり
  • 俯瞰のマップ上なのにアクションゲームのような派手で爽快感のあるバトル
  • 全てが独自性の強い要素で構成された唯一無二のゲーム構造

BAD評価

  • プレイヤー側によって個性が生まれる成長要素がないので、ステージクリア以上の目的を見いだせなかった
  • ストーリーが難解で万人受けはしない

余談

プレイ後、焼きそばパンを何回も食べた思い出。
レトロ+SF+巨大ロボ+青春群像劇とロマン詰め合わせのような内容は自分みたいなプレイヤーには刺さる要素しかない。
学業あるいは仕事が終わった後に、お菓子を片手に熱中するにはもってこいのゲーム。
自分のゲーム歴に大きな影響を与えた作品の1つになりました。

– イロイア –

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