カメラ詳しくない人向けの説明と知っておいてほしい心構えをまとめました。
カメラの説明
デジタルカメラの写真モードを主軸に解説。
カメラに詳しくない人にもざっくりとした概念を伝えるための項目化。
詳細は省き、カメラ用語による手段の提示が目的。
全部理解したらカメラの話題で困る事はほとんどなくなる。
自分用にも辞書のような形式に。
画像も添付したいところだけど項目が多くて大変なので割愛。
一般のデジタルカメラの種類
大きく分けると下記に分けられる。
専門性の高いカメラは除外。
デジタル一眼レフカメラ
プロがよく使う一般的なイメージの標準的なデジタルカメラ。大きめ。
ミラーレス一眼カメラ
デジタル一眼レフの軽量版。
実際に映す景色が見れる光学ファインダー用のミラー板を無くしたもの。
デジタル一眼より比較的安価。
コンパクトデジタルカメラ
カメラ本体とレンズが一体化した軽量モデル。
カスタマイズ性が低い代わりに携帯性が高い。スナップや旅行と相性がいい。
アクションカメラ
コンパクトデジタルカメラをさらに軽量化したモデル。
写真より動画に特化した性能。ブレに非常に強い。360度撮影できるものもある。
スマートフォンカメラ
最も普及しているカメラ。画質はそこそこだがブレに強い。
AIの性能向上により見栄えの良いものが撮れる。
ビデオカメラ
動画に特化したモデル。アクションカメラより携帯性は低いがバッテリーの持ちが良い。
ホームビデオでよく使われる。
ドローンカメラ
手軽に空撮ができるモデル。免許が必要。
人の目線ではない視点で撮影ができるが、場所が限られる。
基礎知識
カメラを扱う上で必ず知る必要があるもの。
デジタルカメラの仕組み
光を感知できるイメージセンサーで静止画や動画を記録できる機械。
一眼をはじめとしたスマートフォン等も全て同じ仕組み。
イメージセンサー
映像を記録する心臓部品。取り込んだ光をデータ化出来る。
物理的な大きさとメーカーごとの画像処理で大体決まる。
そのため良いカメラほど必然的に大きくなる。
様々なサイズ規格がある。
フィルムカメラ時代の主流だったフルサイズ(35mmフィルム)が最も基準にされやすい。
SDカード
写真や動画データを保存する主流の記憶媒体。
レンズ
イメージセンサーへの光の入れ方を調整する部品。
写す範囲や明るさの調整、画質に影響する。
写す範囲を調整できるズームタイプと、調整できない単焦点がある。
レンズマウント
カメラ本体に取り付けるためのレンズ規格。
規格はカメラ本体を出しているメーカーが基準になる。
別々のマウント同士では基本使えず、合わせる必要がある。
焦点距離
レンズの中心からイメージセンサーまでの距離(mm)。
レンズのズーム率に使われる単位。
数字が小さいほど広角、大きいほど望遠になる。
イメージセンサーの規格によって換算される数値が変わる。
フルサイズ換算
基準にしやすいフルサイズ規格に合わせて焦点距離を計算しなおすこと。
APS-C規格はフルサイズの約2/3のため、1.5倍する。例:APS-C焦点距離20mmのフルサイズ換算は30mm
広角・標準・望遠レンズ
厳密な定義は無いがおおよその焦点距離を差す指標。
フルサイズ換算で、
広角=24~35mmの範囲。超広角は24mm以下。
標準=35~80mmの範囲。
望遠=80~300mmの範囲。超望遠は300m以上。
画角
カメラが実際に写す範囲。
焦点距離はレンズ設計上の数値なので別物。
こちらはレンズとカメラ本体、その他機材によって最終的に決まる範囲の事。
ズーム
焦点距離を変更すること。
光学ズーム=レンズによる写る範囲の調整。画質が劣化しない。
デジタルズーム=カメラに取り込んだデータを拡大縮小する。画質が劣化する。
単焦点
単一の焦点距離、つまりズーム機能がない事。
ズーム機能がない分レンズを大きく(高性能に)しやすい。
基本機能:シャッタースピード(SS)
センサーに光を当てる時間。
早いほど光を取り込む量が少なく暗くなり、一瞬を切り取りブレにくい。
遅いほど光を取り込む量が多く明るくなり、撮影中の動いた分だけブレる。
1/8000秒~30秒の範囲が一般的。いくらでも時間は長くできるが短くするのは難しい。
手持ちでブレにくい目安は1/焦点距離(写す範囲の単位)mmとされている。
基本機能:絞り値(F)
レンズの絞り羽の穴の大きさを表す数値。
数値が小さいほど絞り羽が開いた状態になり、光を取り込みやすく、被写界深度が浅い(ボケやすくなる)。
数値が大きいほど絞り羽が閉じた状態になり、光を取り込みにくく、被写界深度が深い(ボケにくくなる)。
ボケの強さは絞り値に加えて焦点(ピント)から離れた比率で決まる。
開放絞り値
レンズスペック表示における最も絞りが開いた状態。
標準レンズはf3.5が多い。一般的なレンズの中で最も明るいのはf0.95。
最大値は概ねどのレンズもf18~22前後。
絞り値の小さいレンズほどサイズが大きく高価。
一番解像度が高いとされている目安は開放値から1~2段大きくした値。(開放絞り値f4ならf5.6~f8)
基本機能:iso感度(ISO)
センサーの光に対する感度。
数値が低いほど光を感知する量は少なく暗いが、正確に取り込む。
数値が高いほど光を感知する量は多く明るくなるが、、不正確な情報(ノイズ)まで取り込むため画質が荒くなる。
100~25600の範囲が一般的。基本は100に設定するが、シャッタースピードと絞り値で調整できない際に数値を上げていく。
主に素早く動く被写体や、暗い場所で活用する。
基本機能:フォーカス
被写体に焦点(ピント)を合わせる動作。
大まかに機械側に調整してもらうオートフォーカス、手動でフォーカスリングを使い調整するマニュアルフォーカスがある。
オートフォーカスは素早い調整が可能でポピュラー、ただし条件によっては使えなくなる。
マニュアルフォーカスは繊細な調整が可能でオートフォーカスが使えない環境(夜空撮影など)で活躍する。
レンズによってオートフォーカスが無いものもある。
フォーカスモード
オートフォーカスにおける焦点(ピント)の決め方。
AF-S=シングル。指定した1点にフォーカスされる。次のフォーカス指定まで変動しない。
AF-C=コンティニュアス。フォーカス指定している被写体が動いた際に合わせて変動する。
AF-A=オート。被写体が静止しているか動いているかでAF-SとAF-Cを自動で切り替える。
フォーカスエリア
オートフォーカスにおける焦点(ピント)の対象範囲。
シングル/ピンポイント=1点を基準にし固定する。
ワイド/グループ=画面内の一定の範囲内を基準にする。
ダイナミック=被写体が動いても決めたピントが追従してくれる。
オート=画面内の被写体を自動検知し調整する。人や動物を優先追従する機能もある。
手振れ補正
レンズやカメラ本体がブレを緩和する機能。
揺れをレンズ側で制御するものをレンズ手振れ補正と言い、手持ち写真撮影でよく使う。
カメラ本体側で制御するものを電子手振れ補正と言い、動画撮影でよく使う。
電子手振れ補正はクロップ(画角が狭まる動作)するため写真撮影では基本OFF。
3脚など固定された状況の場合、手振れ補正による余計な影響を防ぐために全てOFFを推奨。
スマートフォンやアクションカメラは手振れ補正に特化しているため手持ちでもぶれにくい。
カメラモード
撮影時の設定制御方法。
オート(AUTO)=シャッタースピード、絞り値、ISO全てを自動制御する。
シャッタースピード優先(S)=シャッタースピードのみ手動で他を自動制御するモード。
絞り値優先(A)=絞り値のみ手動で他を自動制御するモード。
プログラムオート(P)=ISOのみ手動で他を自動制御するモード。
マニュアル=全てを手動制御するモード。
ゆっくり撮影できる内容であればマニュアルモード。
調整する余裕のない撮影状況などは他のモードで対応する。
フォーカス部分を基準に自動制御する。
フラッシュ
撮影する瞬間のみ被写体を明るく照らし、鮮明に撮影するための機能。ストロボとも呼ばれる。
スマートフォンやコンパクトデジタルカメラには内蔵フラッシュが標準搭載されているが、
一眼カメラはついていない場合がある他、強力なフラッシュ装置を取り付けることができる。
カメラ性能の向上により使われる頻度は減った。
知っておくと便利な機能・用語
こだわりたいときに必要な知識
露出補正
カメラモードの自動制御された明るさの基準値を上げ下げする事。
マニュアルモードでは使えない。(すべて手動制御だから)
+にすると明るくなり、-にすると暗くなる。
ホワイトバランス
撮影したJPGデータに加える色温度の設定。
低いほど寒色、高いほど暖色に寄る。
基準は自然光オート。
RAWデータに影響はない。(現像で調整できる)
ヒストグラム
画角内の明るさの分布表示。
左端が黒(RGB0,0,0)で右端が白(RGB255,255,255)。
なるべくグラフが両端に行かないように調整すると鮮明な写真になりやすい。
分布したピクセルが左端だと黒つぶれ、右端は白飛びが起きている。
水準器
カメラが水平・垂直か確認できる機能。
ヴィネット
レンズやカメラ本体の特性によって写真の4隅に向かって暗くなったり解像度が低くなる現象(周辺減光)。
ヴィネットコントロール設定で多少調整できる。
映像表現として利用される事も多い。
ケラレ
レンズに取り付けたアクセサリ等が画角に写り込む現象。
広角レンズで発生しやすい。ヴィネットに似た見え方だがこちらはよりはっきり黒くなる。
フリッカー現象
モニタや照明などが縞模様のようなちらつきが発生する現象。
電子機器が発する光の周波数とカメラの設定が嚙み合わない際に出る。
シャッタースピードを周波数より早くしないようにすることで解決できる。
回折現象
レンズを絞りすぎたり開放にすることで生じる画質低下。
回折補正の設定で軽減することができる。
光芒(光条)
太陽光や街灯などの強力な光源から周囲に発生する光の線。
レンズや絞り羽の数、F値によって出方が変わる。
F値を大きくすると光の線が大きくなる。
漫画などのキラキラ表現の由来。
肉眼でもまぶたをすぼめたら出る。
収差
レンズの構造から出る画像のにじみや歪み。
様々な種類のものがあるが、色収差はCG表現で最近よく使われる。
全てのレンズで起きる現象。
結露
急激な温度変化や氷点下による凍結によって、レンズ内部が曇ったり凍ってしまう事。
撮影不可になったり、レンズ内にカビが生える原因になる。
温度変化を緩やかにするか、レンズヒーターなどを使って冷えないように対処する必要がある。
撮影方法
目的に応じて使い分けが必要。
レリーズモード
シャッターボタンを切る方法
後述する1コマ撮影、連続撮影、セルフタイマー撮影などの総称。
1コマ撮影
シャッターボタン1回で1枚の写真を撮影する標準機能。
連続撮影
シャッターボタンを押している間、一定時間毎に写真を撮影し続ける機能。
動く被写体の成功率を上げたり予測不能の動きをとらえたりするのに利用する。
撮影間隔はカメラによって変わる。
セルフタイマー撮影
シャッターボタンを押してから撮影するまでの時間を空けることができる機能。
自分を被写体にしたい時や、手振れを最小限に抑えるのに活用できる。
他の撮影方法を組み合わせることができる。
露出ブラケット撮影
異なる露出の写真を同時に複数枚撮ること。
明るめ、中間部分、暗めそれぞれの露出の写真を撮ることで、設定ミスによる失敗を回避できる。
3脚を利用する場合が多い。
撮影した写真を加工ソフトなどで合成することで、より鮮明な写真にできる。※後述するHDR合成
風景写真や動きの少ない内容で活用できる。
※同時撮影ではなく連続撮影のため、シャッタースピードが長いほど時間が流れやすくなるため注意。
HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影
露出ブラケット撮影に加えてカメラ側で合成した写真をその場で出力する事。
撮ったその場で結果を確認できるのが利点。
合成前の写真を保存するかしないか設定できる。
インターバルタイマー撮影
一定時間毎に写真を撮影する機能。
同一の風景を長時間自動で撮影出来る。
定点カメラとして時間の流れを見たり、天体の動きを記録できる。
動画編集ソフトを使い撮影した写真を繋ぎ合わせてタイムラプス動画に使う事も可能。
大量の写真が必要なのでデータ容量に余裕が必要。
タイムラプス撮影
インターバルタイマー撮影した写真をその場で動画データ化する機能。
動画に利用された写真は保存されないため注意。代わりにデータ容量に余裕を持てる。
より画質にこだわりたい場合はインターバルタイマー撮影+動画編集を推奨。
フォーカスシフト撮影
異なる焦点の写真を複数枚撮ること。
合成することで被写体全部に焦点が合っている写真が作れる。
商品パッケージ撮影などで利用する。
サイレント撮影
カメラ本体のメカシャッターを利用せずに撮影する事。
音が出なくなるため周りの人に気を使わせずに済む。
メカシャッターの寿命が縮まらないため長持ちにできる。
イメージセンサーに搭載されている電子シャッターを利用する。
電子シャッターの仕組み上、動く被写体を早いシャッタースピードで撮影するとゆがみやすい。
照明装置などの光むらが出るフリッカー現象も起きやすくなる。
全ての撮影方法と組み合わせることができる。
長秒露光(長時間露光)
シャッタースピードを十数秒・分単位にして光の流れや軌跡を追う撮影。
海の水面を均一な面にしたり、車のライト軌跡を捉えたり、星空撮影等で用いられる。
ほとんどの場合3脚が必要、昼はNDフィルター(後述)が必要。
流し撮り
動く被写体に合わせてカメラを動かし、被写体だけをブラさずに撮影する方法。
車や電車、人の場合が多い。躍動感が得られる。
シャッタースピードは手ブレが起きやすい遅めに設定する。
ブレ撮影
意図的にブレを利用した方法。
幻想的・ノスタルジックな写真にしたりできる。
カメラを動かす方法の他に、ズームを使う方法もある。
撮影テクニック
どう撮影するかの指標。
主題
写真の中で一番見せたい部分。
人や物、景観など様々。見る側にどんなコンセプトなのか伝える役割。
副題
主題を補佐する役割。
主題をより際立たせるための要素。写真により深みを与える。
レベル
カメラが地面からどれだけ離れた高さかの指標。
目線より高ければハイレベル、しゃがんで取るならローレベル。
アングル
カメラをどれだけ上下に傾けたかの指標。
カメラを下に向けて撮る場合ハイアングル(見下ろし)、上の場合ローアングル(見上げる)。
日の丸構図
主題を写真の中心に持ってくる方法
主題がわかりやすく伝わる。構図に幅が出ないので工夫の余地が少ない。
3分割構図
被写体を3分割したグリッド上に配置すること
写真全体のバランスが保ちやすい。
2分割構図
写真を上下または左右に分けた情報として見せる方法。
シンプルですっきりした印象になる。
対角線構図
対角線に沿って被写体を並べる構図。
遠近感や空間が伝わりやすい配置。
放射線構図
写真内にパースの消失点を配置する方法
遠近感に加えて迫力を出しやすい配置。
額縁構図
写真の中心を4隅で囲うような配置にすること
絵画のように情報としてまとまりのある仕上がりになる。
サンドイッチ構図
真ん中の被写体に対し左右で囲うようなモノを配置する方法。
額縁構図の左右あるいは上下のみ版。額縁構図より解放感が得やすい。
三角形構図
下部左右2点から上部1点にかけて結ぶ構図。
ピラミッドのように重心がしっかりした安定感を得られる。
シンメトリ構図
上下あるいは左右に鏡映しのような配置をすること。
水面のように実際の鏡面を映したり、左右対称の配置を撮る事。
写真ジャンル
撮影する内容の大別
ポートレート
主題を人物や動物(ペット)とするもの。
スナップ
ありのままの生活や様相を映すこと。
都市景観
時代とともに変化していくインフラや社会様相を記録する事。
レトロ・廃墟
まだ残っている一昔前の文化を映し出すこと。
オカルト・リミナル
見ていると心理的に不思議な気持ちになる写真。
乗り物
車やバイク、電車や飛行機など移動手段全般を主題とするもの。
自然景観
山、海、空、花、天体など自然現象で移り行く様相を記録する事。
動物
主に野生のものが対象。バードウォッチング(野鳥観察)が人気。
マクロ
被写体が蟻やレゴブロックなどの非常に小さい場合のジャンル。
ファッション・インテリア
服や化粧品、家具や生活雑貨が主題。
料理
調理中の様子や完成した料理を撮影する。
プロモーション
紹介したいモノやヒトをより良く見せる撮影。ビジネスやコーポレートなども。
イベント
ライブイベントやブライダルなど催し事のワンシーンを切り取ること。
スポーツ
選手や乗り物などワンシーンを切り取ること。
報道・ドキュメンタリ
マスメディアが情報を伝えるための写真。
アート
撮り手の感性を第一に優先する写真。
ストック写真
様々なシーンで扱いやすい汎用的な写真。ネット記事やWebサイトの仮組などで利用する。
データ
撮影した写真の取り扱い
RAW撮影
もっとも情報量の多い未圧縮のRAW拡張子データ方式で記録すること。
※メーカーによって拡張子が異なる場合がある。Nikonの場合はNEF。
デジタル一眼カメラを使う大きな理由の1つ。ほとんどのカメラについている機能。
データそのままでは鑑賞用に調整されていない。
現像
RAWデータを肉眼で見た印象に近づけたり、好みの味付けができる非破壊編集。
RAW現像ともいう。
編集後の写真はJPEGやPNGなどで出力する必要がある。
JPEG出力
RAW撮影したデータをJPEG圧縮方式で出力すること。
スマートフォンで保存される画像の主な方式。
RAW現像を挟まずに出力することを「撮って出し」と言ったりもする。
データ量が軽くなる代わりに現像処理できなくなる。
写真加工
主に出力された画像に対する破壊編集。
現像と違い写真の内容自体を調整・変更する。
※空を別の写真のものに差し替える、被写体の形状を調整する等
HDR合成
露出違いの複数枚の写真を合成してより鮮明な写真を作成すること。
1枚写真より明るい部分と暗い部分の階調がより細かく表現できる。
アクセサリ
3脚
カメラを固定出来るもの。
シャッタースピードを遅くしたり、被写体ぶれを抑えたい時や、定点観測、
夜間や動画、動く被写体を流す長秒露光や高倍率ズーム等で利用する。
ジンバル
カメラの手振れを抑制する機材。
手振れに弱い一眼カメラに必要なもの。動画でよく使われる。
フラッシュ(ストロボ)
カメラに装着させる外付けタイプ、カメラから離して使うオフカメラタイプなどある。
リモート(ワイヤレス)レリーズ
カメラ本体に触れずにシャッターボタンを押すことができる機材。
ベストなタイミングでシャッターを切りつつ、手振れを抑制できるもの。
花火撮影などで使う。
レンズフィルター
後処理では得られない撮影結果を得られるもの。
・NDフィルター
サングラスのように取り込む光を軽減させるもの。明るすぎる環境や長秒露光、動画撮影でよく使われる。
ND4で4分の1に、ND8で8分の1まで軽減する。ND4とND8を重ねてND32にすることも可能。
・CPLフィルター
偏光(反射光)を抑制できる。肉眼では見えない水面の中を見やすくしたり、白んだ空を青く映す。
物体本来の色味が出やすくなり色鮮やかに写る。
・ソフトフィルター
光を拡散させ、強い光源ほど光が広がり暗部を持ち上げ写真全体のコントラストを下げる。
映画やドラマのような演出を得られる。
種類がたくさんあるので割愛。
・レンズ保護フィルター
レンズを埃や水、衝撃から守るためのもの。写真への効果はない。
レンズ口径(Φ)
レンズの一番外側部分の大きさを表す単位。例:Φ46mm
レンズキャップやレンズフィルターを装着させる際に合わせる必要がある。
一般的なのは30mm台~80mm台。大きいものは100mを超える。
ステップアップ(ダウン)リング
異なるレンズ口径のレンズフィルター等を利用できるようにするもの。
例:Φ46mm-58mmステップアップリング➔46mmレンズに58mmのフィルタを使う。
物理的にレンズを覆う都合上、ケラレが発生しやすくなる。
モバイルバッテリー
1日撮り歩く場合はほぼ必須の予備充電器。
カメラ本体の充電は2~3時間写真を撮り歩くだけで無くなる。動画ならもっと早い。
照明
被写体に好きな角度から光を足すための機材
より理想的な写真を写すためのもの。作品やプロモ撮影などで用いられる。
ブロワー
埃を除去するために使う風送り清掃道具。
レンズやイメージセンサーの清掃に必須。基本持ち歩く。
レンズクリーナー
ブロワーで除去できないゴミを取り除くための清掃道具。
レンズはクリーナーやレンズペンを使える。
イメージセンサーは専用クリーナーを使う必要があり、ひと拭き(往復禁止)で数百円と安くない。
カメラ保管箱
機材を埃や湿気やカビから守る箱。
密閉されるタイプのもので、中に乾燥剤などを入れてカメラを安全に保存できる。
写真に対する重要な心構え
- 失敗や想定外も楽しむ
想定とは違う状況になったり、思わぬ収穫が出来たりする事が常に起きるためそれを含めて楽しむ。
- 写真は肉眼で見た景色とは根本的に別物。
現像などで近づける以上の事は出来ない。
肉眼は現実で受けた光をそのまま脳で映像化してるけど、カメラは受けた光をRGB等で解釈した画像データにする。
厄介なことに脳は脳で錯視効果によって補正をかけたりもする。 - 撮影してカメラに保存されたそのままのJPEGは肉眼と近いものではない。
実際はカメラ機が見やすい写真になるように解釈しただけに過ぎない。
自分はスマートフォンで撮った写真の空が異様に青すぎたり、AI補正によって細部が粘土のようにぐにゃぐにゃしていて
違和感が強くなってデジタルカメラを購入するきっかけになった。 - 現像は肉眼で見た印象に近づけるだけではなく、肉眼とは違った味付けにして非日常を演出するのにも使える。
写真を通して何を伝えたいのかが結局は一番重要。 - 記録できるのは視覚情報だけ
撮影した本人は五感でその情景を楽しめるが、写真を鑑賞した人には視覚しか共有できない。 - 見せたい写真には必ず題名をつける
なぜその写真が良いと思ったか言語化すると撮影者本人も思考を整理しやすいし、鑑賞側も楽しむフックになる。
また文字情報によって視覚以外の五感も少しだけ共有できるようになるため。 - マナー厳守
撮影者は人の迷惑にならないように細心の注意を払うべき。
撮影行動をとっていると予測しにくい動きになりがちなので普段よりも注意する必要がある。
私有地に入るのはもってのほか。 - 買って満足しない、機材に振り回されない
カメラはあくまで道具に過ぎないので、良い写真を撮ることが一番の目的としてぶれないようにする。
良くないのは高いカメラを買って、そのカメラを使う事が目的になること。
– イロイア –
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